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2006年07月22日

●また出た秋〜春開催のはなし

オシムの“世界基準構想”を全面支援!Jリーグが新体制を発足

・・・・・・うーんまた出たかこの話。
オシムさんの名前を出せばみんな黙ると思ってちゃだめだよ協会さん。

多分、一番大変なのは湿った雪がドカドカ降ってくる新潟あたりなんだろうと思うんですが、その次に大変なのは、多分札幌でしょう。

えー!全天候型の札幌ドームあるんだから、全然いーじゃん?

残念でした。
札幌ドームのサッカー仕様(=天然芝がのっかったホバリングステージ)は、冬期間はお外へ出しっぱなしなんですね。で、3月の開幕戦直前に、HFCのお声がかりでサポーター有志が集ってホバリングステージの雪かき(というか氷割り)をするのが、毎年マスコミのコネタになるというわけ。
犬飼さん、来シーズンあたりご一緒にどうですか?ドームの雪割り。

じゃあ、冬の間、ずっと芝いれっぱなしにしとけばいいんじゃないの?

ドームの屋根は開きません。ってことは、
芝を入れっぱなし=芝が日にあたらない&外気温とかけ離れた環境に数ヶ月ほっとかれる
というわけ。もともとドームを作った時、冬期間サッカー仕様で使うことを考えないで作られているはずなので、芝に何らかの悪影響が出る・・・・・・はず?
それに、冬期間はちょうどプロ野球のOBさんたちのお遊びリーグ戦・マスターズリーグの時期でもあり、一応札幌を本拠地としているらしいチームの試合もあります。その試合は札幌ドームで開催されるわけで、やっぱり芝を入れっぱなしにしておくのは難しいでしょう。芝の出し入れをするには、当然「ホバリングステージを外においておくスペースの除雪」が必要になるわけで、これがまたドームまるまる1個分ぐらいの広さがあります。
こちらの、黄緑色のドーム本体の南東側にくっついている、白い長方形が書かれたエリア。ここがホバリングステージの待機場です。
また、いくら「冬芝」とは言っても、冬季は氷点下がデフォの札幌。「降り積もった雪」という覆いがない状態で芝が外に出されたら、ピッチは間違いなく凍るでしょう。そのことで、また芝へ害が出るんじゃないのかな?

野球は人工芝でやってるんでしょ?じゃあ、それ使ってサッカーすればいいじゃん

野球モード→サッカーモードへの切り替えの様子はこちらを参照。
よく見ていただくとわかると思うんですが、野球モードの時は、打ちっぱなしのコンクリートの床に、巻き取れる人工芝のシートを敷き詰めて使っています。「敷物の下がすぐコンクリートの硬い床」という環境で、90分間走り続けるサッカーというスポーツを、天然芝グランドと同程度の安全性で行うことができるんでしょうか?
ワタシは自分でサッカーしませんけど、とてもできるとは思えないんです。

ってことで、コレまでどおりの「ホームとアウェーを(ほぼ)1試合ずつ交代で行う」方式を維持しながら、秋〜春開催にするのは、現実的ではないと思いますね。
あと、裏技として、「降雪期間は、北にあるチームはずっとアウェー開催」ってのもあるかもしれませんが、その分雪のない時期に、コンサドーレが好き勝手にドームを使えるか?というと。

日ハムとバッティングしますよね。ドームにしたら、日ハムの方が試合数多くて観客も多いわけですから、その分施設使用料も多く落としてくれるわけで、客としては上客。Jリーグの事情だけ優先して汲んでくれるというのは、あまりに根拠のないおとぎ話です。
で、ドームも厚別も使えない時期の試合は、一体どこでやるんだ?という話も出てくるわけです。今はそういう試合が少ないから、室蘭や函館で開催という策が使えますが、試合数が増えればそうもいかなくなるでしょう。

じゃあ、コンサドーレが優先的に使えてかつ人工芝の、屋内施設を作ればいいじゃん。

・・・・・・一体いくら金がかかると思ってるんですか。
協会がまるまる金も土地も確保してくれて、かつ維持費も相応分援助してくれるってんなら喜んで尻馬にのりますが、チームや自治体に負担を求められても、ない袖は振れませんってば。

別に、屋内じゃなくてもいいでしょ。屋外だって。

・・・・・・氷点下がデフォの、札幌の屋外で試合をするんですか?
雪が降ったら、雪中サッカーになっちゃいますが、選手の怪我が増えやしませんかねぇ。

これは、義務教育を受け始める年代から札幌に住んでいて、ちょっとサッカーの試合を良く見に行ってるkurochanが、つらつら思いついて書き並べたこと。
新潟、仙台、山形、甲府、草津あたりも、降雪地帯・山間部に本拠地を置くという意味では、大なり小なり似たような問題があるんじゃないでしょうか。

もちろん、真冬に試合が開催されることで、客が減って入場料収入が減るとか、黙ってみてる観客は大変だとか、そういう問題もアリアリなんですが、それ以前に「選手にとって、雪が降らないチームと(ほぼ)同等の安全性を、ホームゲームで確保できること」ってのが大事じゃないんでしょうか?
47都道府県すべてにJのチームを!という謳い文句でかかげられたJリーグ百年構想。

・・・・・・きたぐにには、Jのチームなんて、Jを目指すチームなんていらない、ってことなんでしょうか?

ってことで、雪が降ること・積もること・気温が低いことという、自分たちじゃどうしようもない条件をいくつか抱えてる地域に住んでて、かつそこにあるチームを応援する者としては、

気象条件に対する、各チームに相応しい対策
対策を講じるに当たって生じる膨大な金銭的負担

最低この2点について、納得できる対応策を協会から提示されない限り、秋〜春開催なんて到底承服できません。

あと犬飼さん。

人工芝でいいとおっしゃるなら、あの「埼玉スタジアム2002」のステキな芝を、人工芝に替えてやってみてから、おっしゃってみてはどうですかぁ?

と、ウチの旦那が申しておりました。
札幌ドームは、数年前ベストピッチ賞をいただきましたが、たとえ雪から掘り出された直後の時期であっても、芝はきれいですよ、マジで。芝がはげてるドームなんてみたことないもの♪

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コメント

頭が痛いのは、ヨーロッパで出来てるんだからああだこうだとかぬかしてるアフォって、小学校で社会の時間寝てたとしか思えない知識量なんですよね・・・

はーい皆さん、ヨーロッパと日本の冬を比べてみて、どうしてヨーロッパのほうがこんなに暖かいんでしょう?

とか絶対やってるはずなんだが・・・

>うーむさん。
初めまして。コメントありがとうございます。

日本の夏季は湿気が多くて暑いので、この時期プレーする選手は確かに大変です。しかし、コレに関しては、現在もやってる通り試合時刻を夜にするとか、給水タイムを設ける(=実際ユースの試合では、主審の判断で試合中に給水タイムが取られることがあります)とか、そういうのである程度対応可能ですよね。
でも、冬の雪や低温、それによってピッチ条件が悪くなることは、いくらヒーターを入れてもどうにもなりません。
札幌の練習場である白い恋人サッカー場。
ここは、天然芝の下に温水パイプが埋まっていて暖められるようになっていますが、それでもピッチが使えるようになるのは3月下旬です。
#これでも、ワタシが幼少時より、現在の札幌の降雪量は少なくなっている、と思います。

日本のサッカーを世界強豪国のリーグに合わせるメリットも、理解はしているつもりです。ただ、あまりにもビジョンがなさすぎる。
闇雲に反対しているわけではないこと、秋〜春論者には理解をしてもらいたいです。

初めまして。
某サイトのリンクを辿ってきた者ですが
一言言わせて下さい。

未だにこういう議論が出てくることに
怒りどころか反論する気さえ失せてきます。

それに、日本の気候や風土すらロクに知らない人の意見を持ち出すとはねぇ・・・。

「無知は罪」とよく言ったものです。

>キョ泉洋さん。
どうも初めまして。コメントありがとうございます。

先日家本さんが降臨した大分ー川崎@九石ドームは、風が抜けにくい構造も相まって、蒸し風呂のような気候で大変だったらしいです。それも、「プロサッカーを行うに相応しい気候か?」と問われると、難しいものがあるように思います。でも、きたぐにの冬は、相応しい相応しくないじゃなくて、サッカーの試合そのものが「開催できない」にほぼ等しい条件じゃないのかなぁと思うんです。

秋〜春開催を是とする方々には、それを可能にするための、現実的な方策をきちんと提示して欲しいと、この手の話を見聞きするたびに思います。

お金持ち球団が、ヨーロッパのクラブチーム呼んで、テストマッチでひと儲けしたいのでしょう。

あれですよ。北欧のリーグだと、年末年始中断しますよね。もし秋〜春シーズンにするなら、同様に、7月開幕、天皇杯もあるので12月中旬から2月いっぱいまで中断して、3月再開、5月終了にすればいいと思います。
6〜7月がオフになると、内地のチームは梅雨がなくて快適な北海道でキャンプを張ってくれるでしょうから、経済効果もあるかと。

>fumiさん。
どうも初めまして。コメントありがとうございます。

試合開催時期は現状とほぼ変わらない形で、開幕をずらすという形なら、確かに運用可能ですね。
ただ、秋〜春開催賛成な方々のご意見は、
(1)欧州や南米のリーグ開催時期に合わせて、日本サッカーの国際化を図る
(2)日本(特に南西部)の夏は湿気が多くて暑いので、サッカーの試合をするには相応しくない
という2点を理由に、夏をシーズンオフにできる秋〜春開催を推すというものが多いように思います。
従って、7月開催だと、上記(2)について考慮できないことになり、少し難しい側面がでてくるのかなぁとも、思ってみたりします。
#個人的には、夏の四国・九州での試合が大変というのはある程度理解しつつも、冬の雪国でやるより数倍マシだと思うのですが・・・

この手の話が聞こえてくるたび思うのは、協会のお偉いさんは、いつでも「言いっぱなし」ってこと。ちょっと口に出してみはするけれど、それを実行するための具体的な方策・日程面の検討・各クラブとの調整など、そういう方向へはちっとも進まない。
秋〜春開催へ移行することで、大小の違いはあっても、すべてのJクラブが何らかの影響を受け、対策や対応を必要とされるはずなのに、それらに対してのアセスメントは何もなされない。
これじゃあ、ダメですよね。

うわぁ冗談のつもりで書いたのにマジレスしていただいて申し訳ないです(^_^;;

「言いっぱなし」という意見には同感です。いちサポーターの立場からでもリーグ日程を変える困難さがこれだけ列挙できるのに、協会の事務方がそれを理解できないはずないですよね。
本当に責任ある立場にある人なら、実現可能性を検討もしないで軽々しくこうした発言はできないと思うのですが。

移籍の問題にしたって、欧州とリーグ戦の時期がずれているメリットが無きにしもあらずで、選手にとってはシーズン中の良いコンディションで向こうの開幕を迎えられる訳です。選手をシーズン途中で引き抜かれるチームにとってはたまったもんじゃないですがwそれだってチームの宣伝になるし。
この間行った味スタでも売店の森本コーナーは盛況でした。

個人的には、現状のまま国際試合に合わせて日程を調整するしかないと思います。それよりも、リーグ戦が終わっていない11月末の段階で翌年の契約の有無を選手に伝えなきゃいけないという理不尽なルールを何とかしてもらいたいもんですが。

>fumiさん。
再度どうもありがとうございます。

>移籍の問題にしたって、欧州とリーグ戦の時期がずれているメリットが無きにしもあらずで、選手にとってはシーズン中の良いコンディションで向こうの開幕を迎えられる訳です。

そういう考え方もできますね。移籍先のチームや居住環境に慣れる・戦術や役割を理解するということを考えると、シーズン前から合流できた方がいいんでしょうが、選手個人のコンディションという意味では、確かに有利かも。

>リーグ戦が終わっていない11月末の段階で翌年の契約の有無を選手に伝えなきゃいけないという理不尽なルールを何とかしてもらいたいもんですが。

J2の試合数が、試合を開催できる期間に比べて多すぎることが、一因になっているようにも思います。年間の試合数がJ1並の30−35試合前後で収まれば、11月最終週までには、リーグ戦に関してはシーズンを終えることができますので、現在のルールでも何とかなるように思うのですが・・・

現在の試合数のままだと、あと1週間ぐらい通達時期を遅くするといいのかもしれませんですが、契約に関する通達の時期をあまりにも遅くすることは、移籍に関連する活動期間を短くしてしまいますし、トライアウト開催時期にも関係してくるでしょう。
試合のことだけ考えるなら、国内最高峰のトーナメントとされている天皇杯決勝終了後がいいのでしょうが、1/1まで、2ヵ月後に迫った来期の準備が全く出来ないというのは、現実的ではないようにも思います。

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