●監督続投内定の報に接して思うこと
コンサドーレ札幌 柳下正明 監督 2006シーズン監督続投 内定のお知らせ
同じ監督が3年続けて指揮を執る。このメリットは非常に大きい。
・一貫した指導と、戦術の理解度。
・新規獲得の選手について、最大限監督の意向が反映できる。
メリットと思われる中でも特に大きな意味を持つ点を挙げてみました。
札幌はこれまで、99年から01年まで指揮をとった岡田武史氏の他は、2シーズンを通して務めた人はいません。96年の高橋氏、97年のフェルナンデス氏、98年途中の石井肇氏、02年の柱谷哲二氏、イバンチェビッチ氏、張外龍氏、03年のジョアン・カルロス氏、何れも2年持たずして退任しています。
特に、02年、03年、延べ5人の監督が指揮を執った期間は、チーム状態もボロボロとなり、ファンを嘆かせ続けてきました。
04年に2年契約で再建を託した柳下氏が就任しましたが、1年目は最下位。それでも引き続き契約を全うすることを求められ、現在はJ2の中堅チームとなり、昨年の忍耐は報われました。
引き続き3年目の指揮を執ることに、多くの人が異存はないものと思います。
ですが敢えて、否を唱えます。
理由は2点。一つめはつまらないことと思われるかもしれませんが、現在のところ「公約」は守られていません。「年間5位以内」を目標に掲げながら、1年目は最下位。現在も6位。今後の結果次第では達成できるとはいえ、プロの監督として、結果を出せていないという点はどうなのか?就任1年目は力量を図り損ねた、それはいい。しかし2年目達成できなければ、それはチーム育成の手腕よりも、チームの力量とリーグのレベルを図ることが出来ていないのではないかと。結果も出ていないのに、そんな人物にまた任せる事を決めてしまっていいのかと。
もう一つは、多分に主観的な事を承知で述べます。それは、「アクションサッカー」「アクション&ムービング」を打ち出し、勝利よりも内容を求めてきた結果、「ボールはもてるがシュートまで行かない」という非常に中途半端なサッカーを展開している事です。 ぶっちゃけ「つまんねーよ、そのサッカー」という事です。
何もカウンターをやれというのではありませんが、速攻が少なく、ボールを奪った後の動きが鈍く、常に1手多く、その上ミスを重ねるという、実にストレスの溜まるサッカーに見えます。無論、完成形でないから、或いは満足に選手が揃わないから、怪我人が出ているから、なのでしょうが、なまじボールを保持できている分、結果が得られなかった試合は、一昨年などよりも更に不満を感じてしまいます。先日の湘南戦がまさに典型で、1点を取りに行く時間帯に、左サイドでボールをこねくり回した挙げ句、パスミスをするというシーンを繰り返されれば、イライラがつのっていくばかり。
確かに今年、幾つかの例外を除いて大負けはしなくなりました。昨年の天皇杯でも、J1相手に勝利をおさめるなど、監督の下で、この若いチームの成長の跡は如実に伺えます。ですが、今年はリーグ戦で、上位とやっても良い勝負、下位とやっても良い勝負。天皇杯ではJFLのチーム相手に無様な醜態を晒すに至り、果たしてこの監督で良いものかと不安に思う事しきりなのです。
今こそ、この2年間をベースに、ステップアップして次の監督を迎え入れるというのも、一つの手なのではないか、私などはそう思うのです。
まぁただやはり、監督が退任すると、次は海の物とも山の物ともしれない人物を引っ張ってくる可能性はあって、それはそれで怖い、という消極的な考え方もあると思います。2002年の事を考えれば全くその通りで。人脈がない札幌にとって、非常に辛い点ですからね。
続投の報が出て、殆どの方が好意的に迎えています。何しろ、ホタテでさえ私の考え方に対して否定的です。たぶん私の考え方は誤りなのだろうと思うのですが(何しろ言いがかりに近い部分が多い。)、だからといって、心情的には割り切れないのも確かです。
来年、私がぐうの音も出ない程に素晴らしいサッカーを魅せてくれれば、それはとても嬉しいのですけれど、果たしてどうなることでしょう。
今はただ、不満を胸の内に持ちながらも、弱いチームを引き続き率いてくれる監督に感謝し、これからもこのチームを応援していこうと思います。

コメント
つまんねーよ、そのサッカー
確かにそう思うけど、それはもっと前からそうだったと思うけど?
なんちゅうか、主力選手の資質って気もするんだけどなぁ……。
思い切りよく打つ選手、それ自体がいないんじゃないかな? と思う今日この頃。
それを指導するのが監督なんだろうけど……。
コンササポは監督交代に関してPTSD(笑)があるって事だな。ま、そうなるのも無理はない(笑)。
現状維持なら有難い、そう思っちゃうんだろうな。俺もそうだし(笑)。
Posted by: HG参謀長 | 2005年10月19日 23:12
ああ、うん、だからね、
「力量に合ったサッカーやれや」と。
どんなに格好いい服を買っても、大きすぎたらだぶだぶだし、小さすぎたらつんつるてん。
思えば、ここ4年に限って言えばイバンチェの時が面白く感じたなぁ、やりたいことがはっきりしてて。
そんな感じ。
Posted by: たぐ | 2005年10月19日 23:54
服は着るものじゃなく着こなすものですよ
Posted by: つる | 2005年10月20日 01:18
人生楽しいですか?
Posted by: かめ | 2005年10月20日 10:49
いらないなら白鳥が引き取りたいくらいだ。うちも来期は6年目だし。
Posted by: いずある | 2005年10月20日 11:24
つるさん>
おっしゃる通りとは思いますが、小柄な人がLサイズの服を着ても似合わないでしょうし、2年近くかかっても上手く着こなせない、というのでは、着こなし以前の問題なのでは無いかと思います。
かめさん>
私がですか?楽しいですよ。仕事して、サッカー観て、自分の意見に対する批評を貰う。実に楽しい人生を過ごしていると思っています。
かめさんは楽しいですか?
いずあるさん>
「隣の花は赤い」という言葉もありますし、私も白鳥さんが羨ましくなる時がありますよ。
Posted by: たぐ | 2005年10月20日 12:53
まああなたはどんなことがあっても、異論を唱える人なのでしょうね。
自分が満足できないと、全て否定と。
まあそれも、生き方ですからそれはそれでいいのでしょうね。
自分は自らできないことに関して、批判できるほどできた人間ではないのでね。
Posted by: かめ | 2005年10月20日 17:10
イバンチェかぁ……。
確かにあの頃は夢が見られたなぁ……。最後は悪夢だったけど(笑)。
しかし、久々に香ばしいのが来たね<?
Posted by: HG参謀長 | 2005年10月20日 23:56
概ね、たぐの意見に同意。
思ってることは、多少は違うけど、監督続投は素直に喜べない一人です。
でも、別にヤンツーがダメとかそーいう事ではないです。
ただ、今のような成績で継続させるのであれば、2002年に柱谷をそのまま継続させてても、結果的に同じなのではないだろうかと思ってみたり。
そして、その頃、成績不振なチームに対して柱谷を更迭することを望み喜んだ人達が、今は成績不振でも同じ監督が続投する事に対し、喜んでる。
これって、素直に喜んでいいものなのかなぁ。
Posted by: おれさま | 2005年10月21日 00:07
それを似合わない思うのは貴方の主観であることをおわすれなきよう
Posted by: つる | 2005年10月21日 22:02
↑何を言いたいのか分からんね。
世間一般的に見ても、同意するような事を、個人の主観というのは、おかしくないのかなぁ。
要するに身の丈に合ったことをやればいいんじゃない?って事では?
個人の批判ではなく、もう少しまともな意見は言えないのかねぇ...
Posted by: おれさま | 2005年10月22日 01:04
似合うと思っているのも個人の主観だよな。
Posted by: HG参謀長 | 2005年10月23日 23:13