前に書いた通り、真駒内アイスアリーナで行われたＦリーグ第１２節の２試合を見てきました。
　自宅から地下鉄を乗り継いで行きましたが、よく考えたら地下鉄真駒内駅使ったの初めてだわ。
　
　真駒内駅からアイスアリーナまでは結構距離があって、路線バスを使いました。系統の違うバスですが、目的の停留所まで結構な本数が出ていたので地下鉄を降りてすぐ乗ることが出来ました。シャトルバスが無い事に文句言ってたんですけど、これだけ路線バスが走っていたらいらないかも。ただ、今日ぐらいの客の入りなら、という但し書き付きですが。もっとも、歩けない距離じゃなくて、駅から２５～３０分程度で着きます。

　第１試合はバサジィ大分と湘南ベルマーレ。
　まず驚いたのはどちらにもサポーターグループが居て、太鼓たたいて応援していた事。第２試合の２チームにも居ました。
　試合は大分が先制、湘南が同点、直後に突き放すという展開で、３－１で前半終了。
　後半に入ると、湘南が元気になって、２点取り返して同点に追いつくという展開で引き分けでした。
　
　面白い！
　
　何が面白いって、フットサルをスタンドから観戦したのは始めてですが、めまぐるしい展開と、華麗なパスワークに目を奪われました。また、基本チャージ禁止と聞いていたのですが、結構引っ張ったりタックルもあり、激しかったですね。前半の２０分なんてあっという間に過ぎてしまいましたよ。
　これからも見に行きたくなる内容でした。夏はサッカー、冬はフットサルでいいなぁ、やっぱり。
　それから、サッカーと似て非なるスポーツである事を認識しました。タイムアウトや、チームファウル制など、試合進行はバスケットに近い感じがします。ゲーム中にめまぐるしく人が入れ替わるというのも、サッカーには無い面白い点ですね。
　
　もちろん第２試合も見ました。
　ただ閉口したのはアリーナの寒さ。今日は結構冷え込んでいたのですが、「屋内」だからと甘く見たのがまずかった。１２時過ぎに会場入りして、帰ったのが１７時。都合５時間近くも座って見ているには寒すぎる。最低限ダウンジャケット、できればベンチコートを持って行くべきだった。女性の方は膝掛けや座布団なんかあった方がいいかも。あ、うどんやそば、それにたこ焼きなどのホットスナックなどが割と充実していたのと、カイロを売っていたのはうれしいかな。
　２試合目は首位のバルドラール浦安と暫定４位のペスカドーラ町田。この２チームはかつての関東リーグの雄、プレデターとカスカヴェウ（同様にシュライカー大阪は関西リーグの雄だったMAG’S ）が前身。
　好ゲームを期待してきました。特に浦安は、フットサル日本代表選手を６人も抱えているため、どんなプレイを見せてくれるのか本当に楽しみにしていました。
　
　試合前アップの時点で、「おい、第１試合の選手より全然上手いよ」「パスとか早いよ」と、凄さが伝わってきたわけで、いやがおうにも期待がふくらむわけですが、始まってみれば荒っぽい試合になってしまいました。
　両チームファイルを重ね、町田は前半の１０分近くを残してもうチームファウル６つ目となります。（チームファウルはハーフタイムにリセット）６つ目のファウルからは第２ＰＫが与えられ、浦安はＰＫによって先制点を得ました。
　しかし、前半のうちに町田が追いつくと、後半早々には逆転します。これで尻に火がついた首位の浦安は、追いつくべくパワープレイを仕掛けます。フットサルの場合、フィールドプレイヤーも、ＧＫシャツを着ることによってＧＫとして出場が可能となるため、試合の切れ目や、ボールを回している間にフィールドプレイヤーが外でＧＫシャツを着て入ってきました。
　当然、攻めには有利となりますが、うっかり相手ボールになれば無人のゴールに蹴り込むだけですから、ハイリスクな戦法です。案の定というか、覚悟の上というか、ＧＫにボールをキャッチされて、パントキック一発で３点目が入りました。こうなると、町田は後ろで固めて守るのみ、それでも攻めなければならない浦安はパワープレイを継続しますが、立て続けにボールを奪われてロングシュートを決められてしまい、５－１に。最後にようやくパワープレイが実って１点を返しますが、首位浦安が破れるというゲームを見ることができました。
　先にも書いたように、フットサルは見ていて楽しいです。来年から札幌でも定期的に試合が行われるため、今から楽しみです。
　座った後ろにエスポラーダの選手達が居て、ハーフタイムなどにはコンコースでファンクラブ募集やってましたが、勢いでうっかり入る所だったくらい楽しかったです。
　エスポラーダを応援しようとは思いますが、ファンクラブ入会はもう少し考えてからにしよう・・・