じぃこじゃぱーん　１－３　わらびぃおーすとらりあ
後半開始直後から猛烈な睡魔に襲われ、TV見つつ寝ちまった（汗）ので、何をどう語るもないのですが、
「神通力だけで勝てるほど、ワールドカップ本戦は甘くない。」
ってとこなんでしょうか。

２失点目で逆転された後ぐらいから復活して、３失点目はしっかり見ましたが、TVの前で「巻をだせぇ～！」と呆れていたワタクシでした。
巻の、あの泥臭いプレースタイルは、逆転されて暑くて皆が疲弊しチームの雰囲気が沈んだ場面では、いろいろな意味で非常に有効に働くだろうと思うのですが、美しい個人技を好むジーコからすると、あまりお好みに合わないだろうとも思っています。なので、代表メンバーに選出されはしたけれど、巻が本番のピッチに立つことはないのかなぁ、と思っていたり。
何たって、「ジーコジャパン」ですから。
４年前、トルシエは中村俊輔を外しましたが、あれだって、別に俊輔がヘタクソだから外したわけじゃなく、トルシエが考える戦術やスタイルに、俊輔のプレースタイルが合わなかったからだと思います。今回の巻も、多分同じだろうと。
ジーコの良し悪しや出来不出来は別として、今の監督はジーコ。
ジーコが好むのは、俊輔やヒデや小野・高原・柳沢などの、個人技がうまかったりボールキープができたり、海外で実績がある選手で、チーム全体の戦術でというよりは、個人のポテンシャルの高さでどんな困難も打開すべきと考えているのでしょう。
だから、個人で打開できる可能性がより高い選手が好まれ、選ばれる。
ジーコのポリシーに合わない選手は、外野がいくら必要だと思っても使われない。それは仕方のないことです。
わかってはいても、「巻使え(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！」と思ってしまうのは凡人の性ってことで（笑）。
ジーコは、鹿島の名誉職で君臨するだけにしとけば、サッカー人生に汚点を残すこともなかっただろうになぁと、つくづく思います。